【小説】運送業界の風雲児!一覧
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【小説】運送業界の風雲児! 435回閲覧
18.岡野、従業員を雇う。
第十八話.岡野、従業員を雇う。 その日から、俺はそこの仕事を貰えるようになり、収入は増えて行った。 仕事の内容はスポット便。 スポット便というのは、ルート配送なんかと違い、決まったルートを走
2023.10.18 -
【小説】運送業界の風雲児! 471回閲覧
17.岡野、屋号を付ける。
第十七話.岡野、屋号を付ける。 凄い剣幕で怒鳴られたが、こっちは元不良の端くれ! 怒鳴られたぐらいで引っ込むようなヤワな根性はしていない。 「突然すみません! 仕事下さい!」 「何言ってんだて
2023.10.03 -
【小説】運送業界の風雲児! 396回閲覧
16.岡野、仕事を探す。
第十六話.岡野、仕事を探す。 ――365日。いや、四百日以上か。 年中無休、休みなし。毎日十八~十九時間、ぶっ通しで働いた。 正月だろうがお盆だろうが、全部無視して仕事にあてる。 病気をし
2023.09.19 -
【小説】運送業界の風雲児! 391回閲覧
15.岡野、独立する。
第十五話.岡野、独立する。 ……お……終わった……。 返し切ったぜ、七百万円……。 真っ白に燃え尽きた俺だったが。 ――でも。 俺、ちょっと……凄くね? だって、俺まだ二十一歳なんだぜ
2023.09.04 -
【小説】運送業界の風雲児! 373回閲覧
14.岡野、燃え尽きる。
第十四話.岡野、燃え尽きる。 テキ屋を辞めた俺は、家族経営の小さな運送会社に就職をした。 勿論、仕事はトラックドライバー。武器に出来るのは、運転だけだ。 元々テキ屋のおっさん連中から、運転のやり方は
2023.08.21 -
【小説】運送業界の風雲児! 468回閲覧
13.岡野、テキ屋を引退する。
第十三話.岡野、テキ屋を引退する。 そんなこんなで、俺はテキ屋でバイトを続けながら、十八歳になった。 今の時代、車離れが進んでいると言われているが、当時は十八歳と言えば車の免許が取れる年齢。 免許を取
2023.08.07 -
【小説】運送業界の風雲児! 424回閲覧
【小説】運送業界の風雲児!~運送業界は俺が変える~ 第十二話.岡野、将来を考える。
第十二話.岡野、将来を考える。 その後も、俺は補導されては学校に戻り、家出をしてはテキ屋に戻るを繰り返していたが、ある日、補導をされて連れ戻され、渋々学校に通っていた俺に、懐かしいヤツが声を掛けてきた
2023.07.24 -
【小説】運送業界の風雲児! 497回閲覧
【小説】運送業界の風雲児!~運送業界は俺が変える~ 第十一話.岡野、母に唖然とする。
第十一話.岡野、母に唖然とする。 流石に、姉を泣かせた罪悪感もあり、俺は翌日から大人しく学校へと通った。 サッパリわからない授業を右から左に聞き流し、だらだらと過ごす。 楽しかった日常が、急に色あせて
2023.07.10 -
【小説】運送業界の風雲児! 519回閲覧
【小説】運送業界の風雲児!~運送業界は俺が変える~ 第十話.岡野、姉を泣かせる
第十話.岡野、姉を泣かせる 何ヵ月も、家を空けてたからだろうか。姉か母か。捜索願でも出ていたのかもしれない。 補導された俺は交番へと連れていかれ、程なく警察から学校に電話が入り、担任教師と生活指導の教
2023.06.26 -
【小説】運送業界の風雲児! 534回閲覧
【小説】運送業界の風雲児!~運送業界は俺が変える~ 第九話.岡野、テキ屋になる
第九話.岡野、テキ屋になる それは、俺が『テキ屋のバイト』をしている時だった。 実は家出を始めて少し経った頃、家出資金が尽きた俺は、テキ屋の詰所で厄介になっていたのだ。 ――話は少し遡る。 家出をして
2023.06.12