エコドライブ普及推進協議会と交通エコロジー・モビリティ財団は、千代田区立内幸町ホールで「2023年度エコドライブシンポジウム」を開催した。

また、433件・1308事業所が応募した「エコドライブ活動コンクール」の表彰式も行われ、上位入賞者に賞状が手渡された。

事業者の発表では、優秀賞を受賞した東和通商(静岡県富士市)の三宮英之取締役と同社神戸営業所の花室詠都係長が登壇。「国土交通大臣賞を目指して」と題し、自社の取り組みを紹介した。

同社では、早くからグリーン経営認証を取得するなどエコドライブ活動を推進。同取締役は、「組織がまとまる素晴らしい活動。会社が勝手にやっているのではなく、社員全員で取り組む当たり前の活動になっている」と語った。

同係長は、「班ごとにエコドライブや安全運転のノウハウを教え合う文化が根付いており、ドライバー間で燃費改善や安全運転についての情報交換が日常的に行われている」と説明。「班ごとのグループ討論会など、ノウハウを共有する仕組みも定着している」という。

その他の受賞事業者は次の通り。

▽優秀賞=SBS三愛ロジスティクス山形営業所、ロジパルエクスプレス、古川商事運輸

▽優秀認定証=花王ロジスティクス石狩営業所、磐城通運、F―LINE栃木物流センター、上越運送、新潟陸運、西濃運輸、裕進運輸、中田商事

▽優良賞=北海道フーズ輸送旭川支店、丸運トランスポート札幌、エネックス東北支店青森営業所、カメイ物流サービスエネルギー物流部多賀城営業所、SBS三愛ロジスティクス物流センター宮城第二、同北関東支店茨城営業所、トレンディ茨城、ケーエルサービス東日本茨城営業所、吉澤運送、石原運輸、F―LINE尾島物流センター、同三郷物流センター、同久喜物流センター、花王ロジスティクス岩槻営業所、同沼南センター、同川崎営業所、同広島営業所、同坂出営業所、同尼崎営業所、青翔運輸、第一貨物千葉支店、ギンテック、SBフレームワークス、武蔵関運輸、SBSリコーロジスティクス輸配送二課、ロジパルエクスプレス川崎営業所、タカセ運輸集配システム、平沢運輸磯子営業所、INPEXロジスティクス、エネックス東北支店青森営業所、同新潟支店、同西日本支店姫路営業所、第三貨物自動車、星崎運輸富山営業所、同金沢支店、松葉倉庫運輸、マーリス、ユーネットランス堤営業所、扇町運送、福岡トランス大阪営業所、福田物流、石見サービス、第一貨物千葉支店、同尼崎支店、陸照運輸水島営業所、中津急行

 

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