コスモ石油マーケティング(東京都港区)は4日、同社の脱炭素施策についての説明会と同社が「コスモMyカーリース」で取り扱いを開始した軽商用EV「ASF2.0」の試乗会を開催した。同社次世代事業推進部長の大高敬世氏(写真左から2番目)は、「脱炭素に向け、終わりのない挑戦を続けている。期待いただきたい」と自信を示した。

 

岡田正常務(同右端)は、「当社のリースサービスはこれまでBtoCが85%と商用は少し苦手だったが、このEVを広く提供し、育てていきたい」と意気込みを語った。

 

同車両は、ASF(東京都千代田区)が佐川急便と共同開発したもので、一充電での航続距離は209km。開発にあたっては7000名のドライバーにアンケートを実施し、配送車両としての使い勝手を追求しているという。

 

 

登壇したモータージャーナリストの五味康隆氏(同左から2番目)は、「荷台がフラットで、荷室の照明も明るい。現場の意見をうまく取り入れ、マーケットインで作られた魅力的な車。小回りが利き、配送現場でも喜ばれるのではないか」と評価した。

 

ASFの山下淳CTO(同左端)は、「今年度中に1000台の契約を目指しており、今年4月からは佐川急便さんとマツキヨココカラ&カンパニーさんへの納車を開始している」と語った。

 

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