タケヒロレッカー(武岡謙二郎社長、愛知県一宮市)はこのほど、同社の岩倉ベースにおいて西春日井広域事務組合消防本部(西春日井消防)と連携し、交通事故災害を想定した訓練を行った。

昨年秋、両者は大規模災害等に対する応援協定を締結。それに伴う初の合同訓練で、実災害による出動が少ない同消防本部が交通事故に特化した資機材や知識を持つ同社と技術交換し、災害対応能力の向上につなげる目的で実施された。

2件の重大交通事故を想定した訓練は、互いが所有する資機材について理解を深めたうえで行われ、本番さながらの緊張感が漂う中、救助手順や連携方法を確認。消防の救助工作車では対応不可能な大型トラックの吊り上げ作業には、同社のモンスター級クレーンが活躍し、単独では難しい大掛かりな訓練に隊員らは士気を高揚させた。

現場で責任者を務めた藤原直樹消防指令は「専門技術を学べる貴重な機会」としたうえで「顏の見える関係を築くことも現場対応力につながる」と意義に言及。武岡社長は隊員を前に「安全第一」を強調し、今後の連携強化も含め「自分たちにしかできないこともある。有効活用してほしい」と協力的な姿勢を示した。

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