東急不動産は10月12日、グループで学生のキャリア支援業務や国内唯一の大学公認アルバイトサイトの運営等を行う学生情報センター(吉浦勝博社長、京都市下京区)および提携企業各社と連携し、物流業界が 抱える労働力不足に関する課題の解決を目的とした「人材確保支援サービス」を、同社が展開する物流施設「LOGI’Q(ロジック)」をはじめとした物流施設のテナント企業向けに来年1月(予定)から開始することを発表。

同社は2016年に物流施設開発事業に参入し、これまで全国9都府県で20件以上の開発・運営等の実績がある。新サービスでは、「各企業のニーズに合った人材獲得を支援」「同社グループ等が有する豊富な学生との接点を提供」「物流業界のイメージ改善に繋がる情報や各企業の取り組みを学生や求職者に発信」「将来のDX人材や明日の現場スタッフの補充まで幅広くカバー」などを提供する。

新卒採用支援サービスの一例では、「学生情報センターが有する学生の豊富なデータを基に、参加企業が求める人物像に近い、特定大学・特定学部・人物性をセグメントした5~10人の学生とのオンラインイベント」「参加企業の課題を設定し、学生と企業がディスカッションすることで企業認知および企業理解の促進、エントリー動機の形成を促す(参加者へのリクルーティングも可能)」などを挙げている。

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