ハピクロ(中田佳孝社長、福岡県北九州市)はこのほど、HACCPサポートソリューション「HACCPPy」を軽貨物運送事業などを手がけるロジカム(大瀬麻衣子社長、同福岡市)に提供を開始した。

物流分野へのHACCPPyの提供は今回が初の事例となった。

2018年の食品衛生法において食品チェーン全体でHACCPの考え方を取り入れた食品安全管理が義務化され、顧客からの食品物流分野への食品衛生管理に関する要求は高まっている背景のもと、今回の提供に至った。

導入するにあたってロジカムは、「以前は倉庫について温度管理・記録が自動化されていたものの、小分け梱包の作業エリアにおける温度記録が自動化されてなく、記録の手間が発生していた」とし、「センサーで小分け梱包エリアの温度測定および記録の自動化、タブレットでのチェックリスト入力および記録のデジタル化、複数倉庫や梱包作業エリアの測定結果・チェックリストの集中管理が可能になった」とした。

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