センコーグループホールディングス(福田泰久社長、東京都江東区)は10月1日、愛知県内で在留外国人の人材派遣や技能実習生向けの研修事業などを行うセルフ・グロウ(坂東良一社長、名古屋市昭和区)の全株式を取得し、1日にグループ化したと発表。

セルフ・グロウは、日本に定住・永住する在留外国人などを、機械や食品の製造会社、介護施設、病院など約40社に派遣している。また、技能実習生が入国後1か月間受講する日本語や生活・関係法令などの法定座学講習を国内各監理団体から受託するとともに、監理団体であるローカルパートナーズ協同組合とも連携し、外国人材の就労支援・受け入れサポートを行うなど、幅広く対応している。

センコーグループは、セルフ・グロウのグループ化により、労働人口の減少で需要が高まる外国人の派遣・研修事業に参入する。またセルフ・グロウのノウハウを活かし、グループの物流部門や介護施設、ホテルなどへの外国人活用を拡大し、人材確保を図る。

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