国交省が設計・作成中のトラックの適正原価制度で、設計中の距離制適正原価を本紙がタリフ式に表して試算したところ、走行距離ごとのタリフの各金額が標準的運賃と比べて約33%低下することが分かった。標準的運賃と違い適正原価について国交省は、タリフを作成・告示しない方針。作成すれば標準的運賃の3分の2水準にまで低下する原価額を可視化することになり、実勢の運賃と運賃交渉に影響を及ぼしかねないことを懸念しているとみられる。標準的運賃と適正原価は法的拘束力の有無のほか、特に距離制の制度設計では「実車率」が大きなひずみを生んでいる。