フジコン(前田光代社長、愛知県一宮市)の介護・福祉タクシー部門である「ふじSUN」はこのほど、民間救急サービスの開始で対応力に厚みをもたせる。

民間救急とは転院や入退院、通院など緊急性がない場合に搬送を行う民間事業者によるサービスを指し、車内には特定の設備も必要。同社では担当者が関連資格を取得し、今後における需要の高まりに備える。

「ふじSUN」としては昨年5月の事業開始からちょうど一年が経過しており、その時間を振り返っては「様々な経験を積んで地域の人たちとの交流を深めることができたと感じている」と前田社長。リピート率の高まりをあげては手応えにもふれ、今回の動きをふまえた地域内におけるいっそうの浸透に意欲を示す。

また今後については新たな拠点の設置や要介護者へ向けたレジャーの手助けも視野にさらなる事業展開に前向きな姿勢を明示。自らも現場に向かう前田社長は「『ありがとう』という言葉を直接聞けるとやりがいを感じる。トラック部門と兼務するスタッフに関しては介護の仕事を通した意識の変化が見られるなど、好循環も生じているようだ」とその意義に言及する。

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