福山通運 小丸成洋会長 日本語の教育に貢献、国際交流の架け橋に
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Image: weekly-net.co.jp
福山通運(広島県福山市)の小丸成洋会長はこのほど、令和7年度の外務大臣表彰を受賞した。小丸交通財団の理事長として外国で日本語教育を推進してきた功績が高く評価されたもの。小丸会長は「大変名誉ある表彰を賜り、身に余る光栄。長年の活動を支えていただいた多くの方のおかげであり、今後も国際交流の架け橋になれるよう努めていく」と話している。
同表彰は国際分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に顕著な功績のあった個人や団体に授与するもの。今年は173人、58団体が受賞した。

小丸交通財団は2013年に設立。交通安全の啓発活動に加え、外国で日本語を学ぶ学生に成果を発表する機会を作り、日本語の書籍を寄贈するなど日本語の普及や文化交流を促す活動も行っている。
これまでに「交通」をテーマにした日本語作文スピーチコンテストをリトアニア、フランス、アメリカ、中国、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシアで開催。また、アメリカの複数の大学と地元の福山市立大学、同財団とで結んだ産学連携が学術の促進にも貢献したことなどが今回、評価された。なお、9月5日に外務省で表彰式が執り行われ、岩屋毅外務大臣から表彰状が贈られた。
◎関連リンク→ 福山通運株式会社
