みなさん、マイクロバスとか運転してみたいと思いませんか?

以前、15人乗りのハイエースを借りようと思ったら、まさか中型免許が必要と言われ諦めた事がありました。
私が保有していた免許は、中型免許(中型8t限定)でなんとなくハイエースなら運転できるだろうと思ってました。
まさか、10人を超える場合は中型が必要だったなんて・・・

ここで免許の区分のおさらいです
免許の区分

この表だとわかりにくいですが、私の免許は平成19年6月1日までに取得した普通免許が制度が変わり、「中型免許(8t限定)」に変わりました。
今の免許のままでは、
  ・最大総重量 8t未満
  ・最大積載量 5t未満
  ・乗車定員 10人以下
です。

なんとかならないかなーと、調べてみると限定を解除する方法があるではありませんか!!

1)各地の運転免許試験場で試験を受ける(一発試験)
2)自動車教習所で講習を受け、運転免許試験場で更新する

お金のことを考えると一発試験で受けるのがいいのですが、今までトラックなんて運転したことはありません(軽トラはありますが)
一発試験で受かるイメージができなかったので、自動車教習所で講習を受けることを選択しました。 大体の相場は10万円前後です。技能講習時間はなんと5時間!?
たった、数時間でとれてしまうのです。しかも、教習所内を運転するだけで解除できると言うではありませんか。驚きです!!

早速、10万円握りしめて近場の教習所へ行きました。
ただ近所にあった教習所が2か所も無くなっており車で1時間も離れた自動車教習所に行きました。
(今後、中型/大型免許を取得しようとされる方たちは大変だなーと思いました)

早速、申込です。受付の方から説明を受けます。
ここでの注意事項として重要なので、深視力検査が追加される事です。
もし、今後の免許更新などで深視力検査が通らないと普通免許に降格されます
この降格が中型(8t限定)に戻るなら良いのですが、なんと現在の普通免許区分に戻されます

聞いててちょっと恐怖を感じましたが、まあ視力検査なんだし大丈夫だろうと思ってました。
まあ、この深視力検査が私にとって一番のハードルだったんですが・・・


別の記事です→(※深視力検査が苦手です(コツがないのか?))


悪戦苦闘の末、なんとか視力検査をクリアした後に技能講習の予約を入れます。
2時間まで予約可能なので、毎週土曜日に2時間連続で入れてもらうようにお願いしました
ただ、トラックが1台しかないため空きがまったくありません

できれば、連続で受けてさっさと取得したかったのですが、卒業検定含め約1ヵ月にわたって教習所に通うことになりました



まず、1時限目です。
指導員の方に挨拶をして、和気藹々とすごーく離れたところに停車されているトラックへ。
中型自動二輪、普通自動車、大型自動二輪とすべて異なる教習所を3回通ってましたが、昔に比べると指導員の方の高圧的な態度はないですね。(とてもやさしい感じです)
まずは指導員の方がトラックってこんな感じっていう風に運転してくれます
教習所内の外周を2週ほど走ってくれました。視界が高いので気分は良いです。ただ、夏休みだったせいもあって、免許を取りに来ている学生の方がたくさんいました。
カーブとかで何度かはみ出てるのを見てると恐怖しますね。(まあ、きっと教官が補助ブレーキを踏んでくれると信じてますが)

指導員から代わって私が運転することになりました。
もう最初はドッキドキです。ハンドルもアクセルもブレークも普通自動車のものとは比べ物にならない感じです。
そもそも、マニュアル車を運転するのがもう10年振りなのも緊張します

指導員から「マニュアルは普段運転されてますか?」の問いに「いやー、10年振りです」と回答したら少し渋い顔されました。
「もし、マニュアル操作で苦労してるようでしたら容赦なく、補習するから」と一言。

シートベルトしてミラーを確認し、サイドブレーキやギアがニュートラルになっている事も確認しエンジン始動です。
いやー、トラックのエンジンが音だけでもビビっちゃいます。

その後、10年振りなのにスムーズに運転できて1時限目なんともなく判子を頂きました。
なんの落ちもない1時限目でしたが、無事次へ進むことができみます。

途中、普通免許を取得に来ている方たちが信号無視状態で交差点を半分はみ出したり、縁石乗り上げたり私が運転しているトラック目掛けてカーブをはみ出してきましたが、無事回避できました。
私も一度は通った道なんですが、やはり車の運転て慣れるまで大変だよねと昔を思い出しました。
後、坂道発進を1回間違えて4速で発進したんですが、さすがトラックです、難なく坂を登りました(指導員にはばれてましたが・・・)。

さあ、次は2時限目(S字とクランク)です。
S字はともかく、クランクは普通自動車でも自動二輪でも嫌いだったので不安がありますが、自分を信じて進むしかないですね!