三菱重工と三菱ロジスネクストは5月27日、港湾のCO2排出削減に向けた取り組みを開始すると発表。その第一弾として両社は、タイヤ式門型クレーンの新モデル開発に着手し、2022年秋ごろの発売を目指している。

同製品は、ディーゼル発電機のエンジン排気量・出力を抑え、新たに搭載するエンジンコントローラーにより、最適かつ効率的な燃焼制御とすることで、国交省の排出ガス規制(4次基準値)に対応。両社は、「これによりCO2をはじめNOx(窒素酸化物)、PM(黒煙粒子状物質)の排出量を削減するとともに、従来比15%以上の燃費改善が見込まれる」としている。

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