オネスティー(千葉市)の西村香社長は、「営業は特別せずに、これまで仕事と車で顧客を獲得してきた」と話す。

同社自慢の車両は、荷主ごとに仕様がすべて異なる。例えば貨物が介護用ベッドの場合は木の床、大手宅配業者向けには鉄板張りにするなど、仕事のしやすさを追求しているという。車体は鮮やかなグリーンが特徴的だ。

山中昭人副社長がキャビンとボディーからオーダーすることで、作業しやすいLEDの位置やハイルーフへのこだわりなど、実用性も見た目も兼ね備え、ドライバーのモチベーションアップにつなげている。

「いい仕事をするから結果、仕事を逃がさず営業につながる」と西村社長。

山中昭人副社長は、「コストがかかっても、仕事がしやすい、乗りたいと思うような車をつくりたい」と話す。

続けて、「うちの車両は決して派手ではないけど目立つ。荷主には、きれいな車が来た、と喜ばれる」と語る。

また塗装の質も重視している同社の車両は、年月が経っても色あせず、新車と色味が変わらないという。

同社ではPRも含めスカニアとボルボのトレーラが1台ずつ毎日運行する。西村香社長は、「うちの車が車庫に入ってくるのを見るのが大好き」と話している。

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