名北陸運(細野幸生社長=写真左、愛知県小牧市)はこのほど、カゴメ(同名古屋市)が取り組む社会貢献活動に協力する。

これはワクチン接種で対応にあたる医療従事者へ向けてカゴメより乳酸菌飲料およそ一万本が無償提供されるもので、名北陸運はその輸送を担当。届けられた乳酸菌飲料「ラブレ」は2パック分(プレーン、1日分の鉄分、各3本入り)が毎日現地で支給され、休憩時にも飲んでもらえるよう会場内の冷蔵庫で常備される。

先般、市内で行われた寄贈式典には山下史守朗市長(同中央左)とカゴメ小牧工場長の岩渕茂樹氏(同中央右)が出席し、市長は今後におけるワクチン接種のスケジュール等へ言及しながらこのたびの取り組みに対する謝意を表明。「皆で力を合わせて(コロナを)乗り越えていきたい」とあいさつし、これを受けた岩渕氏は「ラブレを飲んで、忙しさの中で免疫力を向上させてほしい」と語って効果へ期待を寄せた。

名北陸運について、カゴメアクシスの矢土嘉昭氏は「昔からのご縁と信頼関係が築けていたこともあり、当企画が持ち上がった時点で名北さんへお願いしようと決めていた」とコメント。また細野社長は「こうした事業に参加できることは会社のイメージアップになるし、地域貢献へつながるもの」と今回の動きを歓迎し、「長年会社を支えてきた会長や従業員らのおかげでもある」と自らの思いに触れた。

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