はちどり(石原慧子社長、愛知県安城市)が運営し、トラックにかかる各種研修や教習を展開するコアラドライブ安城はこのほど、今年度小学校に入学した新1年生とその保護者を対象とした「親子で学ぶ交通安全教室」を初開催した。

教育委員会を通して市内の小学校に呼びかけ参加者を募り、21人の親子が集まった安全教室は、座学と教習コースを使っての実技で構成。座学ではクイズ形式で交通安全について学んだあと、通学路に視点をおいて親子でディスカッションする時間をとった。

また実技には大型・中型トラックを用い、死角や内輪差、飛び出しの危険性を把握する体験型学習を企画した同校。内輪差の学習では人形に見立てた箱がタイヤにあたる寸前でいったん停車し、乗車体験もかねてどれだけ周囲が見えないかを認識させた。

参加者からのアンケートでは、「子どもが実際に目で見て実感できた。トラックに乗ったり車の動きを見られたり、とても楽しく参加できた」など、教習のプロによる親子の目線に立ったクオリティの高い学習機会に満足感を示す回答が全体を占めた。担当者も「良い反応をいただけたので、来年以降も開催していきたい」と話している。

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