丸吉ロジ(吉谷隆昭社長、北海道北広島市)では、自社の強みや将来の事業環境を深掘りし、「経営羅針盤」を策定、これに沿った事業を展開し、大きな成長を果たしてきた。

羅針盤が今年度で最終年を迎えることから、同社では「経営ビジョン」を刷新、2022年度から2030年度までのビジョンを固めるため、11月から社内で幹部社員を中心とした本格的な議論を進めている。

今年度、吉谷社長が次の経営ビジョンについて考えを深めていたタイミングで、都市銀行より「SDGsを推進するための私募債発行」の提案があり、この手続きのため、同社が取り組んできたことや大事にしている価値観を分解し、整理してみると、「SDGsの枠組みが、社内の取り組みを社外へ発信する際に、ちょうどいい言語になっていた」ことに気づいた。

「多様な人材が活躍できる安心・安全な職場」「地球環境に優しい効率的な物流網」「DX推進による次世代型物流」「取引関係者とのパートナーシップ」「地域社会への貢献」など、それぞれの取り組みが、「SDGsの枠組みで言語化でき、カチッと枠組みにはまった感覚があった」という。「本質的な部分でSDGsの価値観に深く共鳴でき、極めれば、これまでの取り組みや価値観をさらに磨くことにもつながり、強みになる」と考えことから、次期ビジョンはSDGsを大きな枠組みとして活用することとした。
吉谷社長は「来年度からの新たなビジョンでは、2030年度までのあるべき姿を明確にし、これに沿った経営を行っていきたい。大きな変化・成長につなげられるビジョンを策定し、内外に発信していきたい」としている。

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