西濃運輸(小寺康久社長、岐阜県大垣市)は4月21日に初めて水素燃料電池(FC)の小型トラックを東京支店(東京都江東区)と深川支店(同)に各1台ずつ導入した。

今後は、京浜ターミナル支店(東京都大田区)と大森支店(同)にも順次導入していき、2025年度末までに4支店に合わせて45台の環境貢献車両を導入していく予定。

今回の車両の導入は、エネルギーマネジメントシステムの事業化を目指した開発および実社会での運用を行う本社会実装によるもので、一部を国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として実施し、同社は参画パートナーとして関与している。

また同社を傘下に持つセイノーホールディングスは「業界業種の枠を超えた様々なパートナーとの連携を強化し、チーム一丸となって共に『Green物流』の実現へチャレンジしていく」とコメントしている。

 

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