ニチレイ(大櫛顕也社長、東京都中央区)は5月10日に行われた23年3月期の決算説明会で、2024年問題の対応について「総合的に見て、対応はほぼできている」とし、その取り組みについて言及した。

大櫛社長は「当社では6年くらい前から、24年問題は低温物流にとって大きな転換期になると考えてきた」とし、「長期間かけて当社の冷蔵倉庫と配送の組み合わせや配置、拠点整備を行っている」と話した。

また、人手不足の問題については「特に長距離ドライバーの荷物の積み下ろしが負担となっている」として、「ドライバーが運転だけに特化できる仕組みとして『SULS(サルス)』に投資している」とした。

なお、23年3月期の決算説明では、低温物流事業は、大都市圏を中心に旺盛な保管需要を取り込んだことや、3PL事業で冷凍食品の荷動きが堅調に推移したことなどにより増収となったことが報告された。

 

低温物流事業の売上高は2442億700万円(同8.8%増)、営業利益は151億4700万円(同3.6%増)。グループ全体の売上高は6622億400万円(前期比9.9%増)、営業利益は329億3500万円(同4.9%増)。