アイティー物流(田中仁一社長、千葉県大網白里市)はこのほど、同市永田に新社屋を建て、6月2日から営業を開始した。

「それまでの賃料を考えると、十分に自前の事務所が保有できた」と話す田中社長は、約5年前から自社物件を探していた。

ただ、大網白里市は、市街化調整区域の制約も多く、なかなか土地が見つからなかったという。

しかし、昨年2月に、地元の不動産会社を通じて、車庫と事務所に適した物件を見つけ、交渉の上、購入できた。

事務所はもともと立っていた社屋をリフォームするとともに、新たに120坪の倉庫も構えた。

事務所がある建物は2階建てで、休憩室や40人収容可能な会議室、応接室も備わっている。

何より、JR外房線の永田駅から徒歩4分という好立地で、電車での通勤も可能だ。

今後、隣接用地の取得も目指しているようで、同社長は、「将来的には、営業倉庫を建てたい」と話しており、事業拡大に向け余念がない。

◎関連リンク→ アイ・ティー物流株式会社