コカ・コーラボトラーズジャパンは5月27日、明石工場(兵庫県明石市)敷地内に、コカ・コーラシステム国内最大級の保管・出荷能力を持つ自動物流センター「明石メガDC」を竣工し、同日に竣工式を行ったと発表。

今年7月から稼働を開始する予定。同社では全エリアの物流体制とコストの最適化を目指した「新生プロジェクト」を進めており、「明石メガDC」は、そのプロジェクトの一つとして、昨年2月に竣工した「埼玉メガDC」に続く自動物流センターとなる。

同センターは、コカ・コーラシステム国内最大級の製品保管容量(約6万パレット)と製品出荷能力(年間約8000万ケース)を備え、大阪府および兵庫県の全エリアの物流を担う基幹拠点となる。

これまで各セールスセンターで行ってきた仕分けやピッキング、在庫保管などの倉庫業務を、今後は同センターに段階的に集約していく。対象のセールスセンターは在庫を保管しないクロスドッキング方式となり、顧客や各自動販売機などのエンド・ツー・エンドまで高効率に製品を届けるネットワークを構築する。

また、設備の自動化・デジタル化を推進することにより、出庫にかかる時間や人員による作業工程の短縮を目指すとしている。

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