全国の中小運送事業者で構成され、引っ越しサービスを起点に高齢者の住環境に関わる社会問題に取り組む住むーぶ全国協議会(本部:大阪市住之江区、宮髙豪代表理事)の第4回総会が5月14日、大阪コロナホテルで開催された。

宮髙代表理事は「当協議会は、ヘルパーのいる引っ越しとして他社にはないサービスを強みとし、地域の高齢者の皆様の住環境の改善を目的に、健康寿命を延伸することを使命としている。ヘルパーがいることで、安心してもらえるというのが何よりも存在意義としてある。景況感が悪くなると価格面で勝負する企業が増えてくる中、我々の強みは資格者がいる、利用者の介護状況を理解できる」とあいさつ。

協議会加盟企業の実績を集計した「住むーぶレポート2021」では、コロナ禍で制約が多いながらも、地域包括支援センターや居宅介護支援事務所とのより一層の連携強化を行っていく必要があるという結論となった。

2022年度は、数値目標について全国受注獲得数1万件、行政機関訪問回数400回、住むーぶ加盟社数28社、協議会Webアクセス数2000回をそれぞれ目指す。また、2022年度の役員については、近藤哲泰氏(六郷小型貨物自動車運送)が新たに東日本ブロック長に就いた。

◎関連リンク→ 一般社団法人住むーぶ全国協議会