シーエックスカーゴ(佐藤豊社長、埼玉県桶川市)では「カーゴカップ」と呼ばれる、各職場単位の業務改善活動を2006年から行っている。17回目となる今回のカーゴカップは、参加者が集まり、3月末に成果発表会が行われた。

全国の事業所138チームの中から選抜された24チームが成果を競い、最優秀賞が「施設管理部南設備課鳥栖冷凍設備G (チーム名:DIVE TO HABIT)」に決まった。

同チームは、トレーダイブの影響によるライン停止や商品破損、商品未着などの不具合を削減するためトレーダイブ発生件数の削減に取り組んだという。

 

対策内容は、既存のフローラックバーを外し、新規で作成した可動式のフローラックバーを先端に設置することで、トレーダイブ発生件数3040件削減、ライン停止時間152時間削減などにつなげた。自社のみでなく、メーカー、会員生協での例外作業削減につなげ、1800万円を超える費用対効果を創出した。同チームは、「自分たちが果たすべき役割を認識し、他部署・顧客目線に立って改善し、会社全体への貢献につなげた点」が評価を受けた。

 

なお、シーエックスカーゴの経営理念・ビジョン(貢献・信頼・誇り・挑戦)に沿った活動をした個人を表彰する「カーゴビジョン表彰2022」も同日行い、8人が表彰を受けた。

 

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