埼玉県内の運送事業者で、入社して半年のドライバーが人身事故を起こした。

人身と言っても幸い双方にケガはなかったが、まだまだ長く乗れるトラックを廃車にせざるを得なかったという。

翌日、そのドライバーは「損害分はしっかりと仕事で返します」と宣言。同社長は「事故も初めてだったため、大目に見た」という。

しかし、「仕事で返す」と宣言して1か月も経たぬ間に、出社しなくなり音信不通に・・・。挙句に「メールで辞めると連絡してきた」という。

「事故の弁済は求めていないのに」とこぼす同社長。「荷主には迷惑をかけるし、トラックは1台失うし、踏んだり蹴ったり」と話す同社長は、「これではおいそれとは人を採用できない」と嘆いている。