全国引越専門協同組合連合会(北澤聡会長、東京都千代田区)は3月14日、記者会見を開き、役員体制と第14次経営計画について発表した。

 

北澤会長は「コロナ禍の間、2回の繁忙期はあまり良い成績を残せず、会議も活動もできなかった」と述べ、「これからの2年間を頑張っていく」とあいさつ。正副会長4人全員が重任した。正副会長と担当は次の通り(敬称略)。

 

会長=北澤聡(代表理事)▽副会長=角田和志(経営企画担当)、望田成彦(教育プロジェクト担当)、瀬尾茂数(事業改革プロジェクト担当)

第14次経営企画の基本方針は「2024年に創業50周年を迎えるにあたり、ハトのナショナルブランドの地位を不動のものとする」ことを目指し、「①営業見積もり、作業品質の向上~お客様に満足いただける引越②営業の強化~お客様目線での価値の創造③組織の強化~組織ネットワークの強化・拡大」の、3重点施策で「全国ネットワークの成長を牽引する」と発表。

 

「組織全体が『戦略軸・価値観』を共有し、ハトのマークの全国ネットワークという資産を生かす組織改革を推進していきたい」と述べた。2021年度の組織売上高合計は293億146万円(前年比101.1%)。取扱件数は17万430件で、平均単価は15万2000円、法人が76.9%を占めた。2022年の目標売上高は330億円。

 

活動報告では、2021年12月24日から、オリジナルプロモーションビデオ第2弾の放映を開始。楽曲は前回に引き続き、若年層に人気の高いラッパー「アインシュタイン」で、オリジナル書下ろしの新曲「COUNTDOWN GT」にのせ、実在するスタッフが出演。スタイリッシュな1分19秒ビデオ「君の望む場所へ」は、客目線を意識した新しいホームページでも視聴できる。また、ユニフォームも12年ぶりに刷新した。

なお本年10月21日には長崎県での全国大会を開催予定。

◎関連リンク→ 全国引越専門協同組合連合会