【大阪】篠原陸運(敷地英也社長)は本社敷地内に設置している洗車機(ノンブラシ式)を今年2月に改良し、乗用車や軽自動車も利用できる洗車機の一般利用を開始した。

昨年4月までは同社の大型トレーラやトラック、取引先のトラックやトレーラのみ洗車機(ブラシ式)を設置していたが、昨年5月にノンブラシ式(高圧洗浄)に入れ替えて、取引先の運送会社からも一般向けに利用させてほしいとの強い要望から、安全面を考慮して今年2月に乗用車なども利用できるようにさらに改良し、一般向け利用も可能な洗車機とした。

価格は全コースに下部(足回り水洗い)洗浄付きで、水洗い洗車が大型車600円・乗用車300円、シャンプー洗車が大型車1000円・乗用車500円、シャンプー・ワックス洗車が大型車1500円・乗用車700円とリーズナブルで、ノンブラシ式であるため、上部がでこぼこしたクレーン付きトラックやキャンピングカーなど一般的には機械洗車が不可能とされている車両なども洗車が可能となっている。

また、洗車場の隣には、おにぎり販売店とコインランドリーが設けられている。これは大型トレーラやトラックのドライバーから強く要望があった、食事のできるところと洗濯ができるコインランドリーを設置。広大な敷地面積を誇る同社だからこそ、こうしたドライバーの悩みの解消につながるサービスも展開している。

敷地社長は洗車機について「当社ドライバーはもちろんのこと、取引先のドライバーも洗車機を利用していて『いろんな車種のトラックに対応できる洗車機があれば』という要望もあって昨年5月に同洗車機を導入。さらにトラックなどは冬場の積雪地域の走行では塩化カルシウムなどが足回りやボディーの下部に付着し、そのまま放置すれば錆や腐食することから、しっかり洗浄してもらうため、車両下部や足回り洗浄をすべてのコースにセットした。また、おにぎり店やコインランドリーなども、ドライバーが車両停止させて車内でおにぎりなどの食事ができ、洗濯もできるように設置した」と話す。

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