派遣や業務請負を手がけるマンネット(東京都渋谷区)は、関東圏の倉庫や物流センターに人材を供給している。「『人手がたくさんほしい』のか、『現場を合理化されたい』のか、はたまた『人材管理』なのか、ニーズは顧客によって異なる。事前に打ち合わせを入念に行い、要望に合った提案をしている」と語る関道博社長に話を聞いた。

内装工事業からスタートし、今年で35年目を迎えた同社。登録スタッフは2万人を超えており、「物流会社の繁閑の波にも柔軟に対応できる」と胸を張る。「通勤での交通アクセスが良好とは言えない物流センターも多いが、当社はスタッフの送迎も行っているため、立地の難点もカバーできる」とも。

 

 

「派遣だけでなく、請負にも自信がある」という同社長。「当社に現場をお任せいただくことで、稼働人数を柔軟に変動させるなど、コストダウンに繋がることも多い」とし、「例えば、荷下ろしをドライバーさんにさせるのではなく、専門のスタッフを配置するなど、物流にはまだまだ合理化できる余地があるのでは」と付け加える。

同社はサービス提供にあたり、一社一社の「組織課題に応じた提案」と「今すぐに必要な支援」の2軸で対応。「一過性の悩みと先々の発展を根幹で支えるお手伝いを強く意識している」という。

 

求職者については、「希望の働き方に応じた雇用」を提供。関社長は、「企業側、スタッフ側ともに、業界・業種ごとに専属体制で対応しており、就業先でのミスマッチがないよう努めている」と説明。「今後も、顧客企業とスタッフ双方にとってクオリティの高いサービスを提供していきたい」と語る。

 

◎関連リンク→ 株式会社マンネット