キリングループロジスティクス(山田崇文社長、東京都中野区)は今年からワークライフバランスの充実に向けて、所定労働時間を24時間短縮するという。

これまで年間所定労働時間は1920時間だったが、24時間短縮することで1896時間になる。

同社ではかねて、働き方改革に取り組み、労働組合とも意見交換や検討を重ね、効率的な働き方の実現や生産性の向上に向けて、制度の導入と改定を行ってきた。

2020年はコロナ禍ということもあり、在宅勤務制度の改正や、勤務場所に関する従業員の選択肢を増やす全国・ブロック制度を導入した。また2021年は、積立休暇取得目的拡充として子供の学校行事への参加や男性の産休、育休、介護休暇、ボランティア活動など休暇が取得できるようするなどを行った。

今回は、各事業所での業務改善、多能工化などによる総労働時間の削減に取り組んだ結果、年間所定労働時間を24時間削減できる見通しがたっただという。

同社では、今後を見据え、生産性向上と従業員のワークライフバランスの充実を目指し、積極的に働き方改革につながる制度を導入・改定していくという。

◎関連リンク→ キリングループロジスティクス株式会社