大川運輸倉庫(大川暁史代表、三重県三重郡川越町)とPathfinder(小野崎悠介代表、東京都板橋区)はこのほど、CO2排出ゼロの物流事業 「ゼロエミッション物流」に特化した合弁会社「F―ZERO(エフゼロ)」を設立。大川氏が代表を務め、運送事業をはじめ中小物流企業支援、 ゼロエミッション物流ネットワークの構築を目指していく。

事業内容で目玉となるのが自社主導によるEVトラックの生産で、独自のネットワークによるマッチングをすすめて設立コンセプトを具現化しようとする計画。完成後は大川運輸倉庫で実証実験をすすめ、展開と拡大をはかっていく。

また昨年11月にはゼロエミッション物流の普及・啓発活動、規制緩和に向けた働きかけを行う「ゼロエミッション物流協議会」の立ち上げに向けた設立準備会を発足し、会に参加する物流企業の募集を開始。理想論や他人任せとしない骨太の事業展開を軸とした同社の動きは、今後多方面から注目されそうだ。

 

◎関連リンク→ F-ZERO株式会社

◎関連リンク→ 大川運輸倉庫株式会社