埼玉ト協(瀬山豪会長)は昨年11月、第1回交通安全川柳コンテスト表彰式を行った。同コンテストは埼ト協が、運送業界の交通安全意識の高揚を目的として始めたもので、第1回となる今回は、川柳のテーマを「飲酒運転根絶」と「横断歩道における歩行者保護」の2つに設定。会員事業者から549句の応募があった。

瀬山会長は冒頭のあいさつで「物流を通して社会を支えていくことと、交通事故防止に率先して取り組むことは我々の社会的使命。この交通安全川柳コンテストをはじめ、埼ト協の『安心・安全』にかかわる取り組みが、交通事故防止の一助となれば」と話した。

最優秀賞には笹沼運送の杉本髙久氏の「ハンドルを 持つ手が嫌う 酒スマホ」が選ばれ、瀬山会長から表彰状と記念品が手渡された。一般社団法人全日本川柳協会の常任幹事の酒井青二氏は最優秀賞の講評で、「『酒スマホ』のスマホが今風。リズムも良く文句なしの最優秀賞」と絶賛。

また特別賞として設けられた林家たい平賞には、太盛の豊幸男氏の「鬼滅より 酒滅の刃 振り下ろせ」が選ばれ、林家たい平師匠から表彰状と記念品が手渡された。

なお、今回の入選作品は埼ト協のホームページから見ることができる。

◎関連リンク→ 一般社団法人埼玉県トラック協会