北海商科大学の相浦宣徳教授が担当する「物流システム論」で、北海道運輸局環境・物流課環境係の田淵健太郎氏が講師に招かれ、講義を行った。

田淵氏は「将来の北海道の物流を考える〜将来の物流に向けた取り組み」と題し、物流の基礎知識や業界の現状、物流DX の動きや国交省による施策や支援策、同運輸局の取り組みなどを紹介した。

学生からは「大手物流会社でアルバイトをしていたが、自動化の取り組みを感じることはなく、アナログな仕事だった。今後の見通しはどうか」といった質問があり、「まだ現場では人力に頼る面も多いが、無人フォークリフトの導入事例など、道内でも広がってきている。自動化・機械化の取り組みは今後普及していく」と応じた。