キネクト(東京都渋谷区)は12月7日、街を走るトラックの荷台を広告媒体とした宣伝・告知サービス「SIGN&TRUCK(サイントラック)」を開始したと発表。「街を走る広告生活空間に、新しいアイキャッチを」をコンセプトにしている。

同サービスは、宣伝をするためだけに走るアドトラック(広告宣伝車)とは異なり、荷物の輸送と合わせて宣伝を行うもの。同社は、「そのため、広告費用を大幅に抑えられる」としている。

同社によると、人間は無意識に動くものを目で追う傾向にあり、さらにトラック広告は歩行者や付近を走行中のドライバーと同じ目線にあるため、視界に入りやすいという。また、「日常的に屋外でスマホを使っての撮影やインターネットに接続して調べ物や、SNSで共有し即座に反応する環境が整っていることも高い反応率の要因」としている。

同社は、「大学の研究室の調査では、輸送トラックに掲出された広告を走行1kmあたり12人が認知し、そのうち42%以上が検索などの反応を示す行動をしたというデータがあり、宣伝効果は申し分ない」としている。

同社は、「関東の運送企業パートナーと提携しており、トラックの走行エリアは関東を中心に全国に展開している。幅広いニーズに対応できるメディアとして、随時、日本全国の運送企業パートナーとの連携を進めていく」としている。

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