国際物流戦略チームはこのほど、第33回幹事会を開催。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、出席者はWEBでの参加となった。

小林潔司座長は冒頭「日本では新型コロナウイルスの感染が落ち着いてきたが、グローバルサプライチェーンの困難は続いている。また産業界では、半導体などの生産を国内で行う動きが見られるなど、サプライチェーンの強靭化が重要な課題と認識されている。新型コロナウイルスの影響や国際物流における環境の変化を今後の取り組みに反映するため、今年度は今後の取り組みの変更を行う」とあいさつした。

議事では、国際物流戦略チームの「今後の取り組み」の主な変更ポイントなどについて議論が行われた。「withコロナ時代の国際物流のあり方」や「大阪港夢洲地区における物流の円滑化」などについて変更し、今後、次回の幹事会や本部会合で変更案について議論し正式決定する。万博に向け準備が本格化する中で、夢洲地区に流入する車両により港湾物流に影響が及ぶことが懸念されていることから、周辺道路の基盤整備、物流機能の強化による交通円滑化などをポイントに盛り込む。