「引越し会社」満足度調査結果　日本通運が２年連続総合１位

実際のサービス利用者を対象に第三者の立場で顧客満足度調査を実施するｏｒｉｃｏｎ　ＭＥ（小池恒社長、東京都港区）は４日、「引越し会社」についての満足度調査を実施し、「オリコン顧客満足度®」公式サイト内で発表した。

同調査は、全国のサービス利用者を対象にインターネットによるアンケートを実施。サービスにおける評価項目をそれぞれ設定した上で結果を集計し、規定の回答者数を満たした企業について「総合」「評価項目別」「部門別」にランキングを発表している。

過去５年以内に引越し会社を利用し引っ越しを行った全国の男女１万２０４７人から回答を聴取し、引っ越し会社の満足度を調査した結果、総合で昨年度に続き、２年連続で「引越しは日通（日本通運、齋藤充社長、東京都千代田区）」が１位を獲得。

全７評価項目中、４項目で１位に輝き、実際の利用者からは「予定より荷物が多くなったが、スタッフの方が親切丁寧に対応してくれた」などのコメントが寄せられた。

２位には、「ハトのマークの引越センター（全国引越専門協同組合連合会、東京都千代田区）」が昨年４位からランクアップ。評価項目の「提案プラン」「オプションサービス」の２項目で１位を獲得しているほか、そのほかの評価項目についても点数を伸ばしており、利用者からは「担当者の対応が良く、急な連絡にも迅速に対応してくれた」など、スタッフの対応に関する満足の声が見受けられた。

そして総合３位には「Ａｋａｂｏｕ（赤帽）引越」（全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会、小林則夫会長、東京都台東区）がランクインし、評価項目の「コストパフォーマンス」で11年連続１位を獲得。利用者から「とても安価なのに時間のかかる搬送もやってくれた」などのコメントが寄せられた。

そのほかにも、「単身者」部門で「ヤマトホームコンビニエンス（寺田秀樹社長、ヤマトホームコンビニエンス、東京都中央区）」が２年連続１位。「家族」部門では「ウェルカムバスケット（天野清美会長、愛知県名古屋市）」が３年連続１位を獲得。