陸災防(渡邉健二会長)はこのほど、愛知県みよし市の中部トラック総合研修センターで2年ぶりとなる全国フォークリフト運転競技大会を開催。一般の部28人、女性の部9人が知識と技術を競い合った。

 

2日間にわたり学科・点検・運転競技が無観客で実施された同大会は、ワクチン未接種の選手や関係者にはPCR検査陰性を確認するなど、万全のコロナ対策が講じられた。開会式では大会実行委員長の横尾雅良専務理事と青木均愛知県支部長(東山、名古屋市)が挨拶。カリツー東刈谷営業所の福岡和幸氏が選手宣誓を行った。

 

表彰式は渡邉会長のほか各関係団体より来賓が出席。入賞者には歓声のかわりに大きな拍手が送られた。講評を述べた黒谷一郎技術管理部長は「例年に比べ全体的に得点が伸び悩んだ。コロナによる準備不足が影響したのでは」との見解を示した。

 

入賞者は以下の通り(敬称略)。

一般の部▽1位=今村英二(日立物流中部石川営業所)、2位=大内直人(日本通運郡山支店福島ロジスティクス事業所)、3位=内藤由貴(日本通運隅田川支店平井事業所)、健闘賞 佐藤克(白金運輸北上流通加工センター)

女性の部▽1位=太治萌葉(日立物流西日本京田辺営業所)、2位=土谷綺咲(日本梱包運輸倉庫花巻営業所)、3位=川田美紀(カリツー安城南営業所)、健闘賞=永戸初美(三重執鬼)

 

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