CBcloud(松本隆一代表取締役CEO、東京都千代田区)はこのほど、自治体向けに新型コロナウイルスの自宅療養者に支援物資を配送するサービスを本格的に開始したことを発表した。

同社では、今般の緊急事態宣言後で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあるものの、再び増加に転じる可能性もあることを危惧し、今年7月下旬から関西と九州の100〜250万人規模の地方自治体で、自宅療養者の自宅に支援物資を配送してきた。同社が自治体に実施した同様のニーズに関する個別のヒヤリングでは、物資は用意できても配送のオペレーションに課題を感じるケースがあったことから今回の開始に至ったという。

同社で展開する「PickGo」は、全国30万人以上の軽貨物ドライバーが登録する日本最大規模の配送マッチングサービスであり、軽貨物という小回りの利く車体であることからラストワンマイル配送に強みを持つ。

同社は今後について、「『PickGo』を通じ、自治体が抱える配送オペレーションの課題を解決し、新型コロナウイルス収束に向けて貢献していく」と示した。

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