「飲酒運転や薬物、あおり運転などは最終的にドライバーの良識に頼るしかないが、それでも毎日の点呼の際に『やってはダメ』と、管理者が口頭で繰り返して注意するように徹底している。点呼場にポスターなどを貼るのもいいと聞く」と中堅のトラック事業者。危険運転の苦情が届くこともあるというが「相手側の主張がどこまで正しいか分からなくても、トラックが悪く見られるのが一般的」と話す。

最悪なのは、そうしたドライバーの行為を会社が黙認・容認していたと判断されかねない事態。「ドライバーの安全教育もそうだが、同じ内容を何年も繰り返したところで効果は期待できない。それでも年間に法定12項目をこなすのは会社を守るため。『やるべきこと、伝えることは確実にやっていた』と証拠を残せば片付く問題ではないが、ひと握りの不心得者に組織全体を潰されるわけにはいかない」と近年、増加傾向を示す飲酒事故などを懸念している。