ドリームメーカー(茨城県つくば市)は、トラック用ポータブルナビ「PN0904ATP」を発売した。同社DM事業部の酒井淳氏は、「毎年好評の大型通行禁止データを収録した『トラックモード』を搭載した新製品。より使い勝手の良さを追求した」と語る。

同製品では、新設計の基盤を採用。「ユーザーから要望の多かった起動時間や検索時間をより短縮し、操作性が向上した」。画面は、新たに採用した、より見やすい9インチの液晶パネルで、静電式のタッチパネル仕様。「スマホ感覚で簡単に操作できる。地図の拡大・縮小や移動も、スマホと同様に2本指で動かすピンチやスクロールで操作できる」。

 

従来製品から引き続き、ピボット機能も搭載。「用途に合わせて縦横どちらでもお使いいただけるが、先まで表示でき、不慣れな道も前もって状況が把握しやすい縦画面の2D表示をお勧めしている」。

トラックモードでは、「車両規制標識アイコン」や「幅員表示」で大型車の運転を視覚的にサポート。また、コンビニなどのランドマークを地図上に設定できる。「大型車は小回りが利かず、自由に休憩できる場所も限られる。画面の中に必要な情報を表示することで、安心して運行いただければ」。

自身も運送会社で運行管理者やドライバー職の経験があるという同氏。「高さ制限がある道路を通過しそうになったことがある。引き返せたため大事には至らなかったが、あの時にこのナビがあれば」と当時を振り返る。

「機器にあまり詳しくない年配の方でも、スマホのような感覚で取扱説明書を見なくても簡単に操作できる」と語る酒井氏。「今後もユーザーの声に真摯に向き合い、満足度の高い商品を提供していきたい」と未来を見据えていた。

 

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