海外向け購入代行サービスなどを展開するZenGroup(大阪市中央区)は3月5日、さらなる機能強化とサービスレベルの向上、およびコミュニケーションの効率化に伴い、吹田物流センターの物流機能を楠根物流センター(東大阪市、延べ床面積約4300平方m)に移転・集約すると発表。これに伴い、吹田物流センターは閉鎖される。

同社ではこれまで、海外への出荷は吹田、門真、東大阪の3つの物流センターで担ってきたが、昨年12月から楠根物流センターの本稼働を開始し、このほど吹田物流センターの機能を集約した。これにより、これまで発生していた物流センター間での貨物移動が不要となり、海外配送のリードタイムを短縮できる。また、海外向け購入代行サービスや海外向けサブスクリプションボックスサービス(定期購入サービス)、越境ECモールの全てのサービスを一元管理できることにより、荷量変動や繁閑の波にも柔軟に対応ができるようになる。

同社では、「物流拠点を統合することにより、よりよいサービスの提供を実現していく」とコメントしている。

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