適正原価の制度設計が難航!一律基準に物流各社が異議や
なんで制度設計がこんなモメてんの?
テルヤン:なぁカズキ!1日に有識者が集まって適正原価の検討会やったらしいんやけど、もう大変なことになっとるわ。
カズキ:なんや、また揉めとんのか?何がそんな問題なんや?
テルヤン:それがな、物流の会社側も荷主さん側も労組も、みんな言うことバラッバラなんやて。鉄道で荷物運ぶ業界は「集荷から幹線まで全部ひっくるめて計算してくれや」って主張しとるし。
カズキ:あー、部分的に切り取られたら困るってことか。
テルヤン:せや!しかも効率化して浮いたコストを「じゃあ運賃下げてや」って荷主さんから言われたら、設備投資する金が残らんやんけって怒っとるねん。
カズキ:そらそうやな。頑張って工夫したら値下げ要求されるって、やる気なくなるわ。
現場のリアルな声はどないなっとる?

テルヤン:労働組合は労働組合で「ドライバーの時給が全産業平均の82.5%しかない」ってデータ出してきよってな。
カズキ:え、8割程度しかもろてないん?それはキツいな。
テルヤン:せやから「適正な運賃もろたらちゃんとドライバーに還元されとるか、監査でチェックせえや」って要望出しとるわけや。一方で経済団体の方は「荷主も運送会社も続けられる制度にしてくれや」って慎重な姿勢やねん。
カズキ:まぁ荷主さんも無限に金出せるわけちゃうからな。
テルヤン:中小企業の調査やと、運輸業は値上げを転嫁できてる割合が1割未満の会社が50%超えとるんやて。他業種よりずっと厳しい状況らしいで。
カズキ:ほぼ半分の会社が価格転嫁できてへんって、そら業界まるごと苦しいわけやわ。
業界ごとの実態が違いすぎる問題
テルヤン:さらにや、新聞配送の業界団体が「うちは帰り荷を7割から8割確保してるのに、一律で帰り荷ゼロ前提で計算されたら困る」ってクレーム入れとんねん。
カズキ:あー、業界によって事情が全然ちゃうもんな。
テルヤン:それに車両の減価償却も、実際は平均16年使っとるのに5年で計算したら荷主の負担が重すぎるやろって反発しとるわけや。
カズキ:言いたいことは分かるけど、じゃあ全部個別に計算するんかって話やんな。
一律か細分化かのジレンマがエグい
テルヤン:そこなんよ!国の事務局は「契約ごとやなくて年間の収入全体で判断しよか」って方向性出してんねんけど、細かく分けすぎたら計算が複雑すぎて無理やし、大雑把にまとめたら実態と合わへんねん。
カズキ:どっちに転んでも文句出るやつやん、これ。
テルヤン:せやねん。貨物の種類も車のタイプも地域差も全部違うのに、ひとつの物差しで測ろうとするから無理が出るんや。さらに効率化頑張った会社とサボっとる会社の差が反映されへん仕組みやったら、真面目にやっとる方が損するやん。
カズキ:それは不公平やわ。努力が報われんかったら誰も改善せんようなるで。
テルヤン:しかも「この1回の配送が安いからアウト」って判定するんか、年間平均で見るんかもハッキリせえへんし、測り方の基準すらまだ固まってへんのや。
カズキ:それ制度として機能するんか心配になってきたわ。
議論の場として機能するかが鍵やな

テルヤン:結局な、数字をどう設定するかだけの問題やないねん。荷主さんと運送会社がちゃんと同じテーブルで話し合って、納得できる金額を決められるプラットフォームになるかどうかやねん。
カズキ:なるほどな。計算式だけ作っても、話し合いができへんかったら意味ないもんな。
テルヤン:そうそう。例えば車の上で荷物渡すようにしたらドライバーは楽になるけど、受け取る側は荷降ろしが大変になるやろ?こういう痛み分けをどう調整するかが大事なんやて。
カズキ:片方だけ得する話やないもんな。
テルヤン:せやから各業界の利害をどう調整して、みんなが続けられるサプライチェーンにするか。今後の制度設計の方向性がめっちゃ注目されとるわけや。
カズキ:ほんまやな。現場のドライバーさんにも、荷主さんにも関わる大事な話やから、これからの動きはしっかり見とかなアカンで!
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出典元:http://www.logi-today.com/1006422


