ドラ日和 -67-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第131話
第132話
果たして我々は、嵐の中を駆け抜けて…荷物を無事に届けられるのか…。
こないだの交通規制の話と一緒だけども、お客さまには前もってご連絡したりしてるから、「よっぽど」じゃない限りは運行不可だよ。
基準は?基準は??
一応、国土交通省からは、雨量が30mm/h以上だった場合は”輸送中止を検討するべき”、暴風に関しては20m/s以上で輸送中止を検討すべきっていう目安があるんだよ。
でも降雨が50mm/h、暴風30m/sを超えた「輸送することは適切じゃない」という基準にもかかわらず輸送したら処分を受けちゃうから、そんなリスクをあえて取るようなことは出来ないと思うけどね。
まぁ大体、無理して運ぼうとして荷物ひっくり返ったりでもしたらお客さんにとってもマイナスになるんだろうけどね。
荷主さんが運送会社に強要するのも法律的にダメなのよ。
なんかちょっと安心した〜!
解説
台風シーズンの配送業務
運送業界で働く皆さん、日々の配送業務お疲れ様です。特に台風シーズンには、安全運転や効率的な配送が一層求められます。今回は、台風が運送業務に与える影響と、それに対する具体的な対策について考えてみましょう。
【台風がもたらす影響】
台風は、私たち運送ドライバーに多くの課題をもたらします。以下に、その具体的な影響を挙げます。
1. 道路状況の悪化
強風や豪雨により、道路が冠水したり、倒木や土砂崩れが発生したりします。これにより、通行可能な道路が限られ、通常のルートが使えなくなることがあります。
2. 視界不良
豪雨や強風による視界不良は、運転の安全性を大きく損ないます。特に夜間や早朝の運転では、視界の悪化が一層深刻になります。
3. 交通渋滞
台風に伴う避難や交通規制により、道路の混雑や渋滞が発生しやすくなります。これにより、配送時間が大幅に遅延することがあります。
【対策と工夫】
台風シーズンにおける配送業務を安全かつ効率的に行うためには、いくつかの対策や工夫が必要です。
1. 天気予報のチェック
天気予報をこまめにチェックし、台風の進路や影響範囲を把握することが重要です。予報を参考にして、配送スケジュールの調整やルートの再考を行いましょう。
2. 安全なルートの選定
台風の影響が大きいエリアを避け、安全なルートを選定しましょう。また、冠水や倒木の可能性がある道路については、事前に情報を収集し、迂回ルートを検討しておくことが大切です。
3. 適切な装備と点検
豪雨や強風に備え、ワイパーやライトなどの車両装備を点検・整備しておきましょう。また、非常時に備え、懐中電灯や非常食、飲料水などの準備も欠かせません。
4. 適切な判断と休憩
無理な運転は事故の原因となります。台風の影響が強い場合は、無理せず安全な場所で一時的に待機し、状況が改善するまで休憩を取ることも重要です。
結論
台風シーズンは、私たち運送ドライバーにとって厳しい時期ですが、適切な情報収集と準備、そして柔軟な対応が求められます。安全第一を心掛け、無事故で業務を遂行することが最優先です。
最後に、台風シーズンでもプロフェッショナルとしての誇りを持ち続け、お互いに安全運転を心掛けましょう。無事故での配送業務が、私たちの最大の目標です。
次回更新は7月30日更新予定! お楽しみに!
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