今回は退職者マネジメントについてお話します。
実は全業界で、離職者の2割は転職を後悔する瞬間が訪れるとされていて、良い人材の出戻りのキッカケをつくる事はとても重要です。
物流業界でもこれをやらない手はありません。

オススメなのは退職後2~3ヶ月後の連絡です。

  


この時に、在職中のお礼と退職理由の本音の聞き取り、まだカムバックが可能であることを伝えましょう。
2~3ヶ月後とする理由ですが、退職前後のタイミングはお互いギスギスしがちで適切な話し合いができる可能性が低いためです。


また退職後であってもお礼を言える、適切な評価ができるとあればドライバーから見た評価も大きく変わります。
そこで退職に至った理由を確認できれば会社の改善に活かせますし、なにより改善後にもう一度復職に誘うきっかけも生まれます。
一連のノウハウはアルムナイ採用(一度企業を退職した社員を再び雇用する採用手法のこと)として体系づけられています。


もちろん、これは退職者に適切なマネジメントができ、円満な退職ができた場合に限られます。
退職者に対しては感情的になってしまうこともあるかもしれませんが、どこで誰と誰がつながっているかわからないのが現代社会です。


評価サイトに不本意なことを書かれて会社のイメージダウンリスクともなりますから、思うところがあったとしても一度立ち止まって冷静な対応を心掛けて見てください。