今回は「応募〜面接率の変化」と「会社の採用実務力」についてある会社を例に挙げながらお話します。


ここ最近1月〜3月はドライバー求職者の「応募から入社」までのスピード感が上昇しており、応募があっても面接まで進まない率が急激上がっています(体感値は1.5倍)。
そんな中でも「応募〜面接率」を変化させる事なく、過去最高のドライバー採用単価3万円(しかも20代)を実現した会社があります。


では、なぜこの会社が採用を成功できたのでしょうか。

  


一つは「採用を最優先事項に設定する」会社の方針です。
応募があれば即社長自らが対応、電話をかける等、高い関心を向けていて極端な話、打ち合わせ中でも応募者対応は優先するレベルで社長が対応しています。


もう一つは「惹きつける選考フロー」です。
その会社は応募後に説明会、現場見学を経て面接となり、一見今の採用市場でのスピード感とは真逆の方針を打ち出しているように見えます。
しかし、社長自らが応募者に直接電話し、とことん「応募者の人生を通じて達成したい目標」に寄り添うスタイルの説明会や、社長自らの圧倒的熱量の口説き力でドライバーを引き付けています。


いかがでしょうか。
「採用を最優先事項に設定する」は社長自らすぐに変えられます。「惹きつける選考フロー」も実際にコンテンツを生み出すのは大変そうに見えますが、一度生み出せば使い続ける事ができる、財産になります。


最後に、面接官です。どれだけ会社が良くても、悪くても応募者にとっての印象は100%面接官で決まります。
面接官というコンテンツが応募者のその後の行動を変えます。

会社を代表する人として面接官を選定できていますか?