中型免許(8t限定)の解除の2,3時間目です。

前回の入校から1時限目中型8t限定免許の「限定」解除をしてみよう!!

前回から一週間たってのトラックの乗車です。
ここで教習で使うトラックの説明です。

横幅が2.3mで、長さが7.5mです。
ハイエースのロングを運転した時ですら車体の大きさになかなかなれませんでした。
普段乗っているのが、横幅1.7mで長さが4.5mの普通の乗用車です。
もう、別次元の乗り物に感じますがこの大きな車体を自分の操作で動かせるというのは感動ものです。

さて、2時限目はS字とクランクです。
自動二輪でも普通免許でも避けては通れない、おなじみの技能講習です。

実際やってみると前輪よりも後輪がまったくどこにいるのかわからなくてパニックになります。
また、全面に接触したか判定するポールがぶら下がってますが、それが近い近い。
普通乗用車と違ってエンジンが前にあるのではなく、エンジンやタイヤの上にドライバーがいるので乗用車感覚で曲がることが難しいです。
指導員からは「縁石の上を自分が通る感じだよ」と説明を受けましたが、1回目でその域には到達できませんでした。
数回繰り返すうちに、ハンドル切る感覚と車体の間隔がつかめてきました。5回目でマスター気がします。ただし右折から・・・。

「じゃー、次は左折でS字とクランクに進入してみてください」と言われ「え、右折だけじゃないんですか?」と変な回答しちゃいました。
「世の中のトラックドライバーが右折だけで生きてるわけじゃないよ」と小言を言われながら左折でのトライです。

大きく膨らんで進入しますが、左の後輪がまたしてもどうなってるのやら。何度か縁石にぶつかってしまいました。
ただこれも慣れの問題ですね。2-3回やったら慣れてしまい右折・左折ともにマスターしたと言っても過言ではありません。

2時限目も特に問題なく判子を頂きました。
連続で2時間の教習が可能なため、その日は連続で講習を受けます。


3時限目は、あい路(隘路/あいろ)と方向転換です。
方向転換はわかりますが、隘路はまったく聞いたことありません。

隘路とは・・・・
  • 内輪差、外輪差に伴う車体感覚をつかみ、白線内に車を誘導する
  • 視点を一点に集中せず、進路に応じて適切に目配りをする
  • 進入しはじめたら途中で停止しない
  • です。

    うん、わかりません。とりあえず、やってみせるねと指導員が手本を見せてくれました。(“あい路”で検索して頂いたら、わかりやすい画像沢山でてくると思います)
    「まず、ここで停止。線にそって進む。自分の体が手前の白線を過ぎたなと思ったら、思いっきりハンドルを切る。そして、線の中に入ったら車体をまっすぐにする。簡単でしょ。」
    はい、簡単そうなので早速やってみます。お手本は右折でやって頂いたのですが、右折と左折どっちが得意と聞かれたぶん左折だと思ったので左折でトライしました
    いやー、これ難しいです。深視力検査の次に難しいですよ。
    まさか見極めの時に、このあい路がだめで繰り返しやることになりました。


    次に方向転換です。
    これは単純ですね。後退(バック)で侵入し来た道を戻るだけです。と、思っていました。
    後退の際、後方のポールと50cm以内まで近づけないといけないというのです。
    思い出してください。このトラック7.5mも横幅あるんです。ドライバーからだと6m近く離れてます。
    小さい窓から見えるポールと荷台の一番後ろを徐々に近づけていきます。
    (コツン・・・ぷらーんぷらーん)と「あ、あたってるね」と。

    これも難しいですが、あたった際に横窓から参考になる位置を確認しました。
    横の電灯である程度位置がつかめるという気付き。
    これは攻略したと思ってましたが、何度も電灯を見ていたら指導員から「ちゃんと、後ろみてね」と指導されました。(すみません)

    3時限目もあい路で少し課題を頂きましたが、なんとか無事判子を頂けました。
    ただし、あい路注意と書かれてるのは見えましたが。。。

    次は全行程通しと見極め教習です。指導員からは検定コースを把握しておいてと言われ、教習所を後にしました(あい路怖いです)。