事故や災害などにより損壊した不動車の輸送を手掛けるTGL(さいたま市中央区)は12月12日、建設機械に特化した「建機輸送マッチングサービス」を開始したと発表。

同日行われた会見で奥本賢典社長は、「当サービスを通じて、2024年問題の課題解決に取り組んでいく」と述べた。

同サービスは、空車情報と荷物情報をシステムに入力することで可視化し、マッチングさせるもの。同社長は、「建機など特殊車両は、輸送先の道路状況などを考慮した上で手配することが必要となるため、登録された情報をもとに当社スタッフが日程調整や輸送先の情報精査を行う。場合によっては、不動車の輸送も手配する」と説明。

「まずは一部の取引先が対象で、将来的にシステムの一般公開とマッチングの自動化を図り、2025年4月からは全国のユーザーに利用いただけるサービスとしての提供を目指す」と意気込みを見せた。

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