ポリマー品に特化した物流ネットワークを展開するダイセー倉庫運輸(𠮷田憲三社長、愛知県小牧市)はこのほど、JPL杯ジャスト便ドライバーズコンテストをみよし市の中部トラック総合研修センターで開催。全国各拠点の代表選手およびパートナー企業である尾張陸運(尾張旭市)と愛希(名古屋市)のドライバーあわせて22名が点検と走行競技に挑み、安全品質向上を図る機会とした。

同社のドラコン開催は今年で14回目。「時代の変化に対応すべく改善しながら継続してきた」と話すのは、教育室の長江恒知プロダクトマネージャー(PM)だ。社外のドラコン情報によりトレンドを掴み、実施内容を毎年工夫。今年は走行競技におけるホーム付け(後方間隔30cm)を実務にあわせてバックモニター使用可としている。

若手や未経験から始めた選手が目立った今大会。事前に行った全ドライバー対象の学科を加えた3種目の合計得点を個人戦とチーム戦で競った結果、個人総合優勝を果たしたのは五十嵐優祐氏(愛希)。2位に坂井修氏(尾張陸運)、3位に宮川昌英氏(福岡物流センター)が続いた。

パートナー企業の上位入賞について「きっちり練習してくださった結果。フェアにやっていると思ってもらえれば」と前向きに捉える長江PMは、この結果が自社ドライバーへの励みや刺激となり、全体的な底上げにつながっていくことに言及。今後も全ドライバーへきめ細かい指導を続け、その成果を来年の順位に反映させたい意向だ。

◎関連リンク→ ダイセー倉庫運輸株式会社