全国の運送会社の若手経営者で組織するドライバーニューディールアソシエーション(D.N.A)は5月24日、総会を開催。事業報告と決算、事業計画など原案通り承認したほか、任期満了に伴う役員改選が行われ、新理事長に江川哲生氏(ライフサポート・エガワ)が選ばれた。

江川氏は「今後、DNA3.0を加速させていきたい。積年の課題である会員数拡大に向け、色々な仕掛けをしていく。このコロナ禍だからこそ、できることとして、リモートを活かして全国の方が一瞬にして交わることができる新しい仕組みを利用し、沢山の仲間を増やしていきたい。この第9期1年のうちに目標200~250人の新しい仲間を増やし、土台となるメンバーを沢山増やしていきたい」と抱負を述べた。

退任した高嶋民仁前理事長は「お陰さまで3期6年、理事長職を務めさせていただいた。今後は江川理事長体制の下、いくつかの企画を走らせるので更なるご協力をお願いする」と述べた。

これまで「トラックドライバー甲子園」開催が主力活動になっていたが、コロナ禍によりイベント開催が難しくなった状況からD.N.A3・0への移行を進め、会員企業に対する「勉強会コミュニティ」を提供価値の柱とする。

具体的には①産学官プロジェクト②物流企業見学会③運送業「しくじり先生」④物流事業者近未来勉強会、といったD.N.Aの独自開発による勉強会イベント(オンライン開催、オフライン開催の両方で検討)を月1回以上実施し、あわせてオフ会イベントを年数回実施していく。

◎関連リンク→ 一般社団法人ドライバーニューディールアソシエーション