ドイツを中心にヨーロッパで開発された環境関連機械及び林業機械の輸入販売を行っているサナース(海老原豊社長、神奈川県横浜市)。

同社では、ドイツのメーカーであるゼネボーゲン社の小型ホイールローダーやマテリアルハンドリングマシーンなど、世界でもトップシェアのメーカーやその機械のみ取り扱うことにこだわる。

建物解体等から排出される木材や木質バイオマスをリサイクルし、燃料用チップや畜産用敷料として再利用することを目指して活動している九州バイオテック(有働憲輔社長、熊本県荒尾市)は、小型ホイールローダーマルチローダー355Eを導入。

北海道の十勝港を基点とする総合物流企業の十勝海運(堀田成郎社長、北海道広尾郡)は、タイヤ式マテハン機マテリアルハンドリングマシーン8シリーズを導入した。十勝海運では「重機で船から丸太を積み降ろす時に、以前は約10人で作業していたが、導入後は数人で作業ができるようになった」としている。

サナース営業部港湾・製鉄・セメント担当部長の元井政美氏は「当社の代表である海老原はもともと、ヨーロッパの機械を使う側の会社にいて、その機械の性能の良さは認めているものの、修理が必要な時に日本では部品が無く、修理に何か月もかかることで苦労した」という。

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