キリングループロジスティクス(山田崇文社長、東京都中野区)は広島県広島市に新たな物流拠点「広島西風新都センター」を開設し、11月19日から出荷を開始した。

これまで広島エリアへのキリンビール商品の出荷は、主にキリンビール岡山工場から行ってきたが、同工場から広島近郊エリアの配送先までは片道約200kmの長距離輸送となり、ドライバーの拘束時間が長かったという。また、災害発生時には長距離輸送であるが故に道路寸断による配送遅延といったリスクが高い状態でもあった。

この広島西風新都センターの開設により、広島近郊の配送先までの距離が約6~9割短縮され、商品を安定的に供給し、将来的なトラックドライバー不足などの社会課題の解決を見込めるという。

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