全国約140社の引越会社が参加する引越しプラットフォーム「HAKOPLA(ハコプラ)」を運営しているリベロ(鹿島秀俊社長、東京都港区)は今年9月、「HAKOPLA災害支援ネットワーク」を活用した初めての支援活動を行ったと発表。支援活動は、一般社団法人ロハス南阿蘇たすけあいから要請を受けて行われたもので、7月に発生した九州北部豪雨災害の福岡県うきは市を中心とした被災地域の住人に対して、生活再建に必要となる家具・家電を提供した。

このロハス南阿蘇たすけあいが主催した無料物資配布会には、HAKOPLA災害支援ネットワークから引越会社4社が2週にわたって、避難場所への運搬協力と、引っ越しの際に出たリユース・リサイクル家電40台以上を提供した。

 

パートナー団体として支援要請を行ったロハス南阿蘇たすけあい代表理事長の井出順二氏は「支援団体では集めるのが難しい被災者への大型家電を提供してもらって、本当に助かった」と、HAKOPLAのネットワークに感謝した。

 

「HAKOPLA災害支援ネットワーク」は、引越会社ができる4つの災害支援として、今回行った「拠点間の運搬協力」「支援物資の収集・保管・提供」のほか、「スペースの提供」「避難場所への運搬協力」も行っている。

 

同ネットワークでは、今後も支援活動を継続して行っていくため、さらなるネットワーク強化を目指し、パートナー団体との連携強化・参加引越会社の拡大を進めるとともに、平時の減災活動にも目を向け、ワークショップへの参加等、日々の防災意識を高める活動も行っていくとしている。

 

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