クラウド型倉庫管理システム(WMS)の開発提供を手掛けるシーネット(小野崎伸彦社長、千葉県千葉市美浜区)は、物流KPIに特化した分析ツールのプロトタイプ(BA:Business Analytics)の完成を発表した。BAは、WMSからのデータを長期間蓄積し、ビッグデータを分析するソリューションのことをいう。

同社では、ユーザーと物流専門家8組織による実証実験を通じて、フィードバックを収集。物流KPI分析の標準版を構築した。これを利用することで、WMSから出た物流データを誰でも簡単に分析することでできるようになるという。データ分析プラットフォームには、Qlick Sense(クリックセンス)を使用した。

また今回、作業生産性の把握やピッキングのタッチ率(ヒット率)、在庫回転期間、出荷頻度ABC分析という機能を新たに構築した。

 

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